GMATにおける替え玉受験防止

替え玉受験防止策

受験海外においては、受験時に難関資格になるほど
かなり厳しい本人確認が行われています。

日本では難関資格でも本人確認は添付される写真を利用した
目視確認がメインとなっているのですが、海外においてはさらに厳しい方法により
確実に本人であるかの確認がされるようになっています。

その中でもとりわけ厳しく本人確認が行われるのが
GMATというMBA(Master of Business Administration)という経営学の修士にあたる資格をとれる
ビジネススクールへの入学時に行われる試験です。

MBAは経営学における最高レベルの資格として世界的に通用する難関資格とされているため、
その取得のための学校への入学は、相当高い学力が備わっていることが前提となっています。

GMATでの本人認証

それだけに不十分な学力の人が入学してしまうと
資格そのものの権威が落ちてしまうことにもなるので、
本人確認においてはひときわ厳重なチェックが行われることになっています。

GMATにおける本人認証には、パスポートを利用するとともに
生体認証システムである右手人差し指の指紋認証を行うようにされていました。

それをより確実に本人確認ができるようにと、
2008年からは手のひら静脈認証が導入されるようになっています。

この手のひら静脈認証システムを開発したのは日本を代表する企業である
富士通の「PlamSecure」というものです。

「PlamSecure」では手のひらに近赤外線を照射することにより、
静脈のパターンを読み取って先に登録をしたデータと間違いがないかを確認します。

GMATがなぜここまで厳重な管理をされるかというと、入学希望者は世界中におり、
それぞれの国で受験が行われることもあるという事情があるためです。

インドや韓国などにも16ヶ所におよぶ試験センターがあるため、
替え玉が起こらないためにとまずそちらから試験的な導入が開始されました。

日本でもGMATの受験時には2009年より手のひら静脈認証が採用されており、
不正がおきにくいような仕組みがとられています。

「PlamSecure」の認証制度は本人の拒否率が0.01%と大変少なく、さらに
他者を本人として認証する確率は0.00008%以下とされています。

このしくみが日本の試験において使われていないというのは不思議な気がしますが、
今後はより広い試験においてこうした生体認証が使われていくことになるのではないでしょうか。