お客の指紋チェック導入

生体認証のスーパーマーケットへの導入

生体認証は通常銀行やATM、研究機関などの機密情報を取り扱うセキュリティレベルの高い場所や物に導入されるのが通常の姿ですよね。
しかし、ある国ではセキュリティレベルの高く無いスーパーマーケットに生体認証が取り入れられる計画が進んでいるのです。

一体どういう事でしょうか。何か特別な商品を取り扱うスーパーかとおもいきや、通常の日用品を取り扱うスーパーにも関わらず指紋認証が取り入れられているのです。
しかし、それには深い事情があり、導入せざるを得ない状況があってそのようになっているのです。

大切なものを守るため

それはベネズエラという国で起きている事です。
ベネズエラでは通常国民が使用する日用品の価格を規制していて、安い値段で国民が商品を購入出来るようにしています。
しかしそのことが思わぬ事態を引き起こしてしまったのです。

ベネズエラではスーパーで販売している格安の商品を、隣国で転売して金儲けをしようとする業者に日用品を買い漁られてしまっているのです。
これでは国民に安い物資を提供することが出来ません。
ベネズエラの価格規制は非常に安く商品を手に入れられることができます。
びっくりするかもしれませんが、その価格は隣国と比較して10分の1程度のお金を出せばいいのです。

この安い生活必需品を目当てに隣国、特にコロンビアから業者が商品を買いあさりに入っているのです。
安く生活必需品を提供してるのに、ベネズエラの国民は生活必需品を入手することが難しくなっているのです。これは元大統領のマドゥロ大統領が自ら業者を批判するという事態にまで陥ってしまっているのです。

強固な本人性の確認

この指紋認証の導入についてはさまざまな意見があったことでしょう。
実際にスーパーマーケットで指紋認証をしないと商品が購入出来ないと言うのは、非常にやりづらい事なのではないでしょうか。

しかしながら、そうでもしないと国民に行き渡らせるべき商品がいつまでたっても国民の手にはいらないわけですから、自分たちの利益のためだけに転売する業者に商品がいかないようにする必要があるのです。

この指紋認証はスーパーに来て何度も商品を大量に購入し始めた人を特定し、転売目的なのかどうかを測る材料となります。
購入時に認証として指紋認証スキャナを通し、何度も来店して転売目的で大

量に商品を購入する人を規制するのがこのシステムのすごいところですよね。

ベネズエラでは安い日用品を購入され、転売として第三者が入ってくることもあるので、厳重な注意が必要になります。
しかし、指紋認証スキャナで本人性を生体認証で実施した場合、なりすましの防止も出来るので、国をあげての政策になるかもしれません。