身近なところにある顔認証システム

身近な顔認証システム

生体認証システムが開発されたばかりの時期には「プライバシーの侵害」「監視社会への突入」といったネガティブイメージばかりが先行していました。
しかし、アメリカにおいては9.11の前代未聞の巨大テロを経験したこともあり、顔認証システムによる安全管理についてはそれほど抵抗感なく受け入れをする人が増えてきています。
しかし日本においてはそもそも顔認証システムによる監視カメラでの個人の認証についてはあまり取りざたされることはありません。
ともすると、日本では顔認証システムによる防犯カメラの管理は全く行われていないのではないかというような錯覚を起こしてしまいそうですがそんなことはありません。
実は私達のかなり身近なところでは既に何年もまえから顔認証システムは導入されてきているのです。

パチンコ業界

顔認証システムがほぼ確実に使われているのではないかと言われているのがパチンコ業界です。
パチンコは日本国内で非常に人気の高いギャンブルであり、何度も常習性を持って通う人がほとんどです。
ネットでちょっと検索をすれば「パチンコ必勝法」や「ここで見抜く勝ち台」といった情報商材もかなり多く見かけることができます。
このような裏情報をもとに、イカサマぎりぎりの方法でパチンコで儲けをしようとする人もたくさんいます。
そこで現在大手のパチンコチェーンにおいては、まずほとんど入り口に顔認証システムが付けられているといいます。
前回不自然なアタリをした人や、他のお客さんとトラブルを起こした人などを入り口から入ってきたところで顔認証システムを使って判別し、それとなく管理をするようにしているのだといいます。
また、しばらくお店に来なかった人に再び来店を促すように、携帯会員へのプロモーションをしたりといった営業戦略的にもかなり頻繁に用いられています。

これまではお店に来たかどうかはポイントカードや会員券を使わなければわからないだろうとされてきましたが、現在においては顔認証システムによりさらに確実な方法で判別ができるようになっています。
また最近では都内を中心として駅構内にこの顔認証システムが取り付けられるようにもなっており、何万人もの人が1日に利用する駅中においても、特定の個人が通ったかどうかを簡単に把握することができるようにもなっています。
監視カメラというと聞こえはよくないですが、今後は顔認証システムは防犯にかなり広く用いられていくことになるでしょう。