飲むパスワード・貼るパスワード

パスワードの種類

IT私達が日々生活をしているときには、頻繁にIT関連機器を使用していくことになります。
しかし個人の情報を取り扱う携帯などのパーソナルな機器においては誰にでもアクセスをされないようにパスワードなどできちんと保護をしておかなくてはいけません。
そんなときにはパスワード入力などで解除をしながら使用をしていくのですが、それが複数になってくるとなかなかかかる手間も面倒になってきます。
そうしたパスワード入力も、手間を省くためや忘れないようにとほとんどの場面で同じものを使用している人もよくいますが、それはセキュリティ上おすすめできる方法ではありません。
安全なパスワード管理のためには、できるだけランダムな文字列を使用するとともに、定期的に変更をするといった方法が推奨されています。

とはいえ、そうしたパスワード管理を徹底するあまり、どれがどのパスワードであるかがわからなくなってしまうこともあります。
いっそ誰かにパスワードを決めてもらいたいと思うところですが、そこで便利なのが今開発が進められている、「飲むパスワード」や「貼るパスワード」というものです。

「飲むパスワード」とは見た目は普通の錠剤のような形状をしているものです。
錠剤の中にはチップが入っており、飲み込むことで胃袋の中で胃酸によって溶かされ体全体にシグナルを送るようになります。
このシグナルが認証のためのデータとなるため、対応機器に近づくとそれを元にした認証が行われるようになります。
対応機器が広がると、ドアノブに触れただけで扉が開く鍵の役割をしたり、車のエンジンがかかったりというようなことが実現できます。

貼るパスワード

もう一つの「貼るパスワード」とは、体内に摂取をするのではなく体に添付して行うタイプになっています。
体の表面にパスワードの代わりになるような情報チップを添付することにより、認証のためのデータにしていくことができます。
体に添付をするという性質を生かし、付けた人の脈拍や血圧といった情報を収集する技術も開発されてきており、パスワード認証とともに遠方からの健康管理にも生かせる技術となっています。

従来の生体認証システムでは、一度登録をしてしまうとあとから変更ができないということが問題点となっていました。
また一度収集されたデータがその後ずっと残ってしまうとプライバシー面で問題が生じることもあります。
しかし飲むパスワードや貼るパスワードの場合には必要に応じて変更・破棄をすることができるので、より利用シーンを広げることができます。