ガラスに残った指紋でハッキングされる

画面に残った指紋を使用する方法

生体認証の中でも指紋を使った方法はメジャーになっていますが、これは言い方を変えれば指紋さえ入手できれば、本人に成りすまして認証を受けることができるということにもなります。
それを裏付けるかのようにガラス表面に残った指紋を使って、指紋認証をくぐり抜ける動画などもインターネット上にアップされている始末です。
たとえば携帯電話の指紋認証の場合、スマートフォンを第三者が拾ったとき、その液晶画面についている指紋を使って指紋認証をクリアすることができてしまうのです。

携帯電話やスマートフォンは当たり前に毎日触っているアイテムでありますので、指紋が残っていないほうがおかしいのです。
また、携帯電話やスマートフォンを他人に貸すことは稀でありますので、そこにある指紋が本人のものである可能性が高いために、認証をクリアするのは容易とも言われています。

さらに、携帯電話やスマートフォン以外であっても、たとえば銀行のキャッシュカードの場合であっても同様のことが言えるのです。
カードは本人以外の人間が触ることは少ないために、そこに認証に必要な指紋が残っているのが当たり前なのです。

硬質な素材は容易いという事実

さらに携帯電話やスマートフォン、キャッシュカードなどの硬質な素材を使ったアイテムは指紋がつくやすい上に指紋を採取しやすいとも言われています。
警察の鑑識などのプロフェッショナルであれば、紙などについた指紋であっても採取しますが、そこまでの技能を持たない人間の場合にはなかなかの難易度となります。
しかしながら、携帯電話やスマートフォン、キャッシュカードなどのアイテムであれば、そこまでの技能を持たない人間であっても、時間と若干の手間さえかけてしまえば、認証をクリアすることができてしまうのです。

そのように考えますと、一部の悪意を持った人間がその気になれば、指紋認証にも抜け穴があると言われているのです。
もちろん、このような悪意を持った人間が最も非難されるべきですが、このような人間が世の中にはたしかに存在し、高度なセキュリティと言われれば言われるほどに、相手の目を明かしてやろうと対抗意識をむき出しにして、認証をなんとかクリアしようと考えるわけですから、指紋認証があるからと言って気楽に構えていても良いのかと言えば、決してそうではないと言えるのです。

たしかにセキュリティ技術は日進月歩で進化を遂げていますし、一般的な方々がそれをクリアするのは簡単な話ではないのですが、技術的な知識などをある程度は知っている人間であればこのようなセキュリティを突破することは不可能ではないのです。
そのため、これらは今のところはまだまだ問題点があるシステムと言われているわけです。