指紋認証システムの今後

生体認証はこれからどうなっていくのか

sns企業の情報漏えいや、個人の持っているSNSアカウントなどの不正ログインによる乗っ取りなど、日常生活で、情報をどう守るかという観点でセキュリティの関心は高まってきています。

実際に現在最も主流であるセキュリティ対策としてのアカウントとパスワードでの認証方式は、その強度を保つために、年々これまでよりも長いパスワードを求められ、複雑なルールを求められ、半年に1回の変更からひと月に1回の変更を求められたりと、イタチごっこの繰り返しですよね。

指紋認証はどうなっていくのか

現状静脈認証にシェアを抜かれてしまっている指紋認証、この指紋での認証方式は今後どうなっていくのでしょうか。
今後消えていく認証方式として、終末の路をたどるのでしょうか。

結論から申し上げると、指紋認証は今後なくなることは無いといえるでしょう。
指紋認証は静脈認証にデバイスの出荷数で追いぬかれていますが、実際に指紋での認証を取り入れる企業は多く存在します。
また技術革新も進み、これまでは指紋の写真とともにパターンを保存していた指紋認証の方式も、指紋のパターンのみを保存し、高性能の照合システムで指紋とのパターンを照合していく技術も登場しました。

これまでは指紋認証で指紋を登録してしまうことのリスクを考えるケースも少なくありませんでした。
もし登録した指紋が何らかの事故で流出してしまったらというリスクを考えるんですね。
指紋が流出するという事は自分の名前や登録している情報も流出するという事なので、万が一を考えると指紋と名前のセットが第三者に知られてしまうという事実はちょっと受け入れ難いものですね。

現在は指紋情報を完全にパターンとして登録する技術があるので、指紋自体は流出しませんし、復元性もほとんどありませんので、安心出来るのではないでしょうか。

将来の展望は

指紋認証は現在の生体認証の中で、もっとも軽量で、簡単に導入できるシステムだと言えます。
しかしこれからは他の生体認証もこれまでよりも安価で、確実に実施出来るようになっていくでしょう。

例えばコンピューターのログインも指紋認証でログイン出来る企業もありますが、備え付けのカメラで虹彩認証が出来るようなシステムが開発されるかもしれません。
座るだけでパソコンが起動してログイン状態になってくれるのであれば、長いパスワードを入力する必要もありませんね。

指紋認証も接触型ではなく、映像認識型の認証システムが開発されるかもしれません。
そうなると接触しなくても認証できるので、清潔感を気にする人にとっては嬉しいでしょう。

今後よりセキュリティに関する関心は高まっていくと考えられます。
より高いセキュリティを求めて生体認証は今後発展していくでしょう。