生体認証(バイオメトリクス)とは

バイオメトリクス

生体認証は別名「バイオメトリクス(Biometrics)認証」とも言われ、どちらも現在ではかなり一般的に通じる技術名称となっています。

もっと詳細にその技術について解説するなら「Biometrics deals with identification of individuals based on their biological and/or behavioral characteristics」つまり「生物学的な特徴もしくは行動特性によって個人の認識を行う技術」が正式な定義となっています。

現在日本国内で実際に使われているバイオメトリクス認証の方式としては、指紋認証や指静脈認証が最も多いようですが、既に開発されている技術としては他にも掌紋、顔認証、虹彩(眼球)、などといった生物学的特徴を用いたものや、声紋、署名、キーストロークといった行動特性から判断をする方式のものとがあります。

バイオメトリクス技術が近年急激に発展してきたのは、認証システムとして非常に優れた性質を持っているためです。
従来の所有カード式の認証では、偽造やなりすましといった不確実性が多く、実際に悪用による被害が多くの場所で起こりました。
バイオメトリクス認証の特徴は

  1. 普遍性(universality)
  2. 唯一性(uniqueness)
  3. 永続性(permanence)

の3つです。
人間の身体的/行動学的特徴は生まれながらにその人に備わっているものなので、時間の経過とともに変化をするものではなく、また二人として同じ情報を持っている人はいません。
その特徴を技術的に利用したのがバイオメトリクス認証なのです。

参考サイト:生体認証(wiki)

ウィキペディア:生体認証のページ

バイオメトリクス認証が実際の一般生活に登場するようになったのはごく最近のことですが、それ以前にも犯罪捜査や入国管理などで指紋が採取・利用されてきました。
なお指紋が全く同一である人が存在する可能性を数字にすると約870億分の1となっているそうです。
指紋を個人の特定のために使用するようになった最古の記録は紀元前6000年とも言われており、中国や古代アッシリアには採取した指紋が残されています。
現在ではバイオメトリクス認証は犯罪捜査など国家規模の事例だけでなく、入室管理や勤怠管理といったごく一般的な場面にも手軽に利用ができるシステムとなっています。
今後もセキュリティを重視する場所の多くでさまざまな形式の本人認証が行われていくことでしょう。